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コーディアルブログ

2023-12-15

パワハラ対策で重要な5つの項目

パワーハラスメント対策は、企業が従業員に対し健全な労働環境を用意するために取り組むべき課題です。職場内でパワハラ防止の意識を高め研修を行うなど、日頃から組織全体で予防に向けて活動し、浸透させることが大切です。

従業員イメージ

経営者、管理職の方は特に、パワハラ対策で次に紹介する5つの事柄ができているか確認をしてみてください。

【パワハラ対策】できているか確認したい5項目

  1. 組織のトップが明確に示す
    「パワハラは許さない!」という事を、まずは組織のトップが意思表示を行います。そうすることで、組織全体の対策に取り組みやすくなります。

  2. ルールを決める
    就業規則にパワハラについての内容を盛り込む、労使協定を締結するなど、企業の姿勢を明確に定めましょう。(労使協定とは:労働者と雇用主の間で合意される労働条件や労使関係に関する契約を書面契約した協定)
    パワハラについて記した社内向けルールブックを作成し、配布や設置することもおすすめです。

  3. パワハラの実態を把握する
    パワーハラスメントの実態を把握するには定期的なアンケートをお勧めします。無記名にする、全員に実施する、外部に委託する等アンケートに答えやすい仕組み作りが大切です。

  4. パワハラ予防のための教育をする
    パワハラに対する正しい知識と対応策に関する研修の実施と情報提供を行います。「管理職向け」「一般職向け」などと階層別に行うとなお効果的です。

  5. 組織内で周知する
    組織の方針や取組についてきめても、周知されなければ効果は期待できません。社内における周知啓発を徹底することも大切です。

上記5つの項目を意識したパワハラ対策で、従業員が安心して働ける環境を構築し、パワハラを未然に防ぎましょう。

「何をしたら良いのか分からない」「どこから取り掛かっていいのか分からない」という企業様は、株式会社エクスコーディアルにお任せください。

社労士 高橋美紀が、法的な知識と労務に関する専門的なスキルを駆使し、研修・外部相談窓口・労働環境改善についての提案など、会社規模やスタイルにあわせたサポートをさせていただきます。

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