2022-12-28
ラインケアの大事なポイント
ラインケアとは、現場の管理監督者が職場環境等を把握し、問題を抱えている部下の相談に対応したり、職場復帰における支援を行うことをいいます。
『いつもと違う部下の様子に気づく』事がラインケアの大事なポイントです。
管理監督者がやるべき事は次の3つ。
見る・聴く(聞く✖️)・つなぐ
本人の気持ちに寄り添いながら対応します。
守秘義務や不利益な取り扱いにも注意しましょう。
『いつもと違う』サイン、仕事面の変化の例を紹介します。
- 遅刻、早退、欠勤(無断)が増えた
- 一人で残業をしている事が多い
- ミスが増え能率が低下している
- 無駄が多い
- 仕事を1人で抱え込む
- 誤字脱字が多く、メールのレスが遅い
- メール(文章)の内容が不明瞭
- 同じ事を何度も質問したり確認する
- 集中力、判断力の低下 等
『いつもと違う』サイン、日常生活、行動面の変化については以下のようなものがあります。
- 常に不安、不満を言っている
- 服装が乱れている
- 反応や動作が鈍くなる
- 感情が不安定になる(急に泣く、キレるなど)
- 急に痩せた(またはその逆)
- 買い物、ギャンブルが増える
- 関心があったこともやる気が起きない
- 酒、タバコなどが増える
- 1人になりたがる
- 『死にたい』『もうダメだ』などの言葉がふえる
- 髭を剃らない、髪が乱れている
- ぼんやりしている事が多い 等
もしかしたら…と言うような事があれば、躊躇わず、まずは声をかけてみることから始めましょう。
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