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コーディアルブログ

2023-03-24

メンタルヘルス対策【4つのケアについて】

メンタルヘルス対策の基本『4つのメンタルヘルスケア』について紹介します。

メンタルヘルス対策、何から始めていいのかわからない…
このような相談があった時は「4つのメンタルヘルスケア」をご提案してはいかがでしょうか。

4つのメンタルヘルスケアとは

①セルフケア

自分で自分のストレスに気づきこれに対処するための知識、方法を身につけそれを実施すること。

②ラインケア

メンタルヘルスケアにおける職場のリーダー(管理監督者)の役割のこと。

③事業場内産業保健スタッフ等によるケア

事業場内産業保健スタッフ等とは産業医、衛生管理者、保健師、人事労務スタッフ等の事業場内において産業保健に関わる者。

④事業場外資源によるケア

事業場外資源とはメンタルヘルスケアに関し専門的な知識を有する外部資源のこと。

これらを継続的かつ計画的に行う事が重要とされています。

そして『労働者の心の健康の保持増進のための指針』(厚生労働省)にはメンタルヘルスケアの具体的な進め方として「教育研修・情報提供」を推進するよう記されています。

コーディアルブログ「教育研修・情報提供」の記事はこちら

社労士の先生方、企業の担当者の方、今年最初のメンタルヘルスケアは4つのケアについてご提案なさってはいかがでしょうか。


【どこまで関わる?】

管理職向メンタルヘルス研修での次のような質問をいただきました。

「部下のいつもと違う様子に気付いた場合、どこまで関わったらいいですか?」

まずは声かけ、そして話を傾聴します。
大事なことは、『つなぐ』と言うこと。

産業医の先生や人事担当者に「一緒に相談にいこうか?」例えばこんな感じです。自分の体験談を押し付けたり、無理に悩みを解決してあげようとするのはNGです。

また、管理職の皆さんが疲れていたりストレスをためこんでいては、職場への対応策を十分に発揮することはできません。まずはお一人お一人がご自分を大切にする事を忘れないで下さいね。

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