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コーディアルブログ

2024-12-03

医療現場でのハラスメントが招く危機

悩む医療従事者イメージ

医療機関では、患者や家族、同僚、上司からのハラスメントが頻発しています。
例えば、看護師Aさんは上司から「またミスしたのか?」と毎日のように厳しく指導され、さらに患者やその家族から暴言を受けたことで、精神的に追い詰められ、退職に至りました。このようなハラスメントは、単に一人のスタッフの問題にとどまらず、職場全体の雰囲気や患者ケアの質を低下させる重大なリスクを伴います。さらに、職場環境の悪化は医療ミスや離職率の増加を招き、医療機関そのものの運営にも影響を及ぼします。
深刻な状況に陥る前に、医療従事者の方々が働きやすい職場となるよう対策を行うことが大切です。

医療現場におけるハラスメント対策の流れ

ハラスメント対策の第一歩:現状の「見える化」

問題解決には、まず現状を正確に把握することが重要です。特に、無記名アンケートを活用することで、スタッフが安心して本音を伝えられる環境を整えるとともに、職場内の具体的な課題を「見える化」することができます。どのようなハラスメントが、どこで発生しているのかを明らかにすることで、効果的な対策が立てられます。

具体的な対策:規程の整備と研修の実施

「ハラスメントを許さない!」というメッセージを、職員全員に周知徹底することが重要です。さらに、実際のケーススタディを取り入れた研修を実施することで、従業員一人ひとりの意識を高め、職場全体で「ハラスメントを許さない風土」を作り上げます。特に、医療従事者は患者との接点が多いため、カスタマーハラスメントへの対応方法も取り入れると効果的です。

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→企業と従業員を守る カスタマーハラスメント対策
→介護事業所のためのカスタマーハラスメント対策

外部の力を借りた解決策

医療現場の課題を内部だけで解決しようとするのは限界があります。ハラスメント対策に特化した社労士を活用することで、客観的な視点からのアドバイスや、より具体的な対策の提案が得られます。例えば、弊社が支援を行ったB病院では、院内研修や外部相談窓口の設置、定期的な情報提供と取組を行うことで、「離職率の減少や職場の環境改善に効果を感じる」というお声もいただいています。
→「お客様の声」一覧はこちら

今すぐ行動を!医療現場を守るために

医療現場でのハラスメントは、職場全体の雰囲気や業務効率を大きく左右します。「見える化」「規程整備」「研修」「専門家支援」を活用した包括的な対策で、現場を守りましょう。
コーディアルでは、医療機能や病院の規模、ご要望に応じて最適なプランをご提案いたします。
→「ハラスメント対策(医療機関向け)」

職場の問題に心当たりがある方、まずはお気軽にご相談ください。一緒に働きやすい医療現場を作り上げていきましょう!

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社労士 高橋美紀が、法的な知識と労務に関する専門的なスキルを駆使し、会社規模やスタイルにあわせたサポートをさせていただきます。

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